ゼロからお金持ちになる方法(蓄財研究)

なぜ、フェラーリに乗る人が少ないのか?

フェラーリのイメージ
フェラーリは一見、若くて、お金を持っている人なら、乗っていそうに思える車です。

しかし、実際に色々とリサーチをしていくと、ほとんどの人は「乗れるだけのお金を持っていたとしても」乗っていない、ということがわかりました。

実際問題、フェラーリは日本では、2008年でたった433 台しか販売されていません(1台数千万円なので、433台でも売上は100億円を超えますが)。

そのため、一般的に知られているがゆえに、若くてお金持ちなら乗っていそうなフェラーリも、ある特定の極めて少数の人を相手にしているビジネスであるということでした。

加えて、お話したのが、私自身の個人的リサーチに基づく、フェラーリに乗る人の2つのタイプについてでした。

ひとつは、車好き(フェラーリ好き)。
もうひとつは、成功の象徴としてのフェラーリを手に入れたい人です。

端的に言えば、フェラーリそのものに強いこだわりのある人でなければ、 いくらお金を持っていたとしても、フェラーリに乗りはしない、というわけなのです。

先日、フェラーリに興味を持っている知人と話をしたり、ちょっと考えるところがあったので、 ある疑問について、今回は考えてみようと思います。

それは、「なぜ、フェラーリに乗る人が少ないのか?」です。

なぜ、フェラーリに乗る人が少ないのか?
まあ、極論を言えば、個々人の趣味ですから、しょうがないのですが、 日本の新車で年間たった433台というと、やはり少ないように感じます。

根本的に、フェラーリに乗る人が少ない理由としては、2つあります。
1.乗らない
2.乗れない

1.乗らない
まず、「乗らない」という理由ですが、これは、フェラーリを、 フェラーリそのものに強いこだわりのある人でなければ、ほしいとは思わないという点から導かれます。

このことは、前述した通りなのですが、基本的に、フェラーリはレースを走ることを意識して 設計された車と言われるように、「走る」という点を除いては、機能性は非常に低く、実用性に欠けた車といえます。

もし、コスト意識の高い奥様がいた場合は、きっとフェラーリを「不便な車」「金のかかる車」「使えない車」 ときっぱりといわれてしまうでしょう。

基本的に、高級セダンと比較すると、乗り心地は価格に見合わないですし、 また、ほとんどが2シーターで、2人しか乗れないのに加えて、どこかが故障したときの修理費は、 非常に高く、維持費はかなり高額になるからです。

そのような背景があるために、フェラーリそのものに 強いこだわりがなければ、特に乗らないという選択をされてしまうわけです。

ここで「男のロマンが、、、」とか「フェラーリは、○○がすごいんだー」とか言っているのであれば、 フェラーリに乗られる素質大ですので、フェラーリ社としては大変喜ばしいことなのですが、 実際上は、まだハードルは残されています。
「乗れない」という理由
それがこれからお話する「乗れない」という理由です。

2.乗れない
「乗れない」という理由は、大きく2つに分類できます。

1.コスト的な負担
2.心理的な負担

1.コスト的な負担
このコスト的な負担は、分類すると大きく3つのカテゴリに分けることができます。

a) そもそもお金がない
b) 経費で落ちない
c) 家族がいる

a) そもそもお金がない
最も一般的なコスト的な負担のカテゴリは、そもそもお金がない、ということです。

もちろん、フェラーリは超高級車ですから、2,000 万円から3,000万円、4,000万円と高額です。 支払うお金がないというのは、最大の理由でしょう。

ただ、実際上は、そこまで大きなハードルとも言いがたいのが現実です。 感覚的ではありますが、フェラーリを乗らない理由のなかで、 お金がないという理由の占める割合は、比較的低いのではないかと思います。
※コラム「本当は、そんなに高くないフェラーリ」参照
コラム「本当は、そんなに高くないフェラーリ」
フェラーリは高い、フェラーリは超高級車。
そう言われます。

しかし、本当は、そんなに高くない、、、わけではないのですが、 資金負担がそこまで必要ないのは、ご存知でしょうか?
フェラーリは一般的に中古車の価格も安定しています。
そのため、値落ちが少ないのです。

これは、どのような意味を持つかというと、たとえば、1,300万円の中古フェラーリを買うとします。
そのとき、300万円を頭金にして、1,000万円のローンを組みます。
重要なのは、その後です。
たとえば、2-3年後、売却したいと思ったとき、いくらくらいで売れるのかというと、 フェラーリではあまり値落ちしないので1,000万円で売れたりするのです。

もちろん、変動しますが、大体、フェラーリは値落ちしない車だといわれています。
そのため、ある程度の年収があり、1,000万円のローンを長期で組めば、頭金くらいで購入することができるのです。

つまり、そこそこの年収のあるサラリーマンが 決意して頭金を用意すれば、晴れてフェラーリ乗りになることができるというわけです。

このような背景があることから、日本国内でフェラーリを乗っている人が 概してお金持ちというわけではなく、無理して頑張って乗っている人が結構、いたりするということも多々あるわけなのです。 ただ、駐車場代や修理代など、維持費はかなり高額になりますので、要注意なのですが。。。

これらの現実から見て「フェラーリは」そんなに高くないわけです。
しかし、実は、他の高級スポーツカーは、同じように値落ちしないわけではないので、 実際には、そちらのほうが高いわけです。

たとえば、1,500万円で買って、500万円でしか売れないなど。。。
一般的には、アメリカ車の値落ちはひどいと言われますし(個人的にも痛い目を見た経験が(悲))、 アストンマーチンやポルシェも基本的には値落ちしていくそうです。
メルセデス・ベンツのクーペ系も同様でしょう。
フェラーリとランボルギーニくらいだけが、あまり値落ちしないと聞きます。
実態としては、フェラーリよりも、アストンマーチンやアメ車、ポルシェのほうが高いんですよね。
経費で落ちない
b) 経費で落ちない
会社経営者が車を買う場合、たいていの場合、会社の経費で落とそうとします。

しかし、フェラーリのような超高級車で、しかも、スポーツカーだという場合、 税務署が認めない可能性がとても高いのです。

ということは、税引き後の収入から支払わなければならないので、 セダンのような他の車と比べて、相対的に高価になってしまうということがあります。
これにより、コスト的な負担は、さらに増加します。
家族がいる
c) 家族がいる
コスト的な負担の最後は、家族がいる、ということです。

家族がいると、なぜ、コスト的な負担が増えるのかというと、 概してフェラーリは、日常使いがしづらい車だからです。
つまり、家族がいると、乗れないわけです。
現行モデルでは「612 スカリエッティ」が4シーターで、定員4名ですが、 それ以外のモデルはすべて2人しか乗れません。



これでは、自分と奥さんは乗れますが、子供は一人も乗れない計算になります。
そうなると、使用できるシーンが限られてしまい、奥さんからは「ダメ車」扱いされてしまうのです。
そのため、家族がいる状態で、フェラーリに乗ろうとするのであれば、 強引に奥さんを説得するか、それとも、セカンドカーとして購入するくらいの選択肢になるわけです。

そうなると、車2台分のコスト・維持費ですから、 家族がいるということが、コスト的な負担を増大させる要因となるわけなのです。
心理的な負担
2.心理的な負担
この心理的な負担は、分類すると大きく2つのカテゴリに分けることができます。
a) 身の安全
b) 周囲の目

a) 身の安全
最初の心理的な負担は、身の安全です。
やはり一般的に「フェラーリ=金持ち」のイメージは根強いものがあると思います。
そのため、やはり盗難や誘拐など、犯罪の対象とされやすい傾向にあります。
また、羽振りの良いような印象を周囲に与えてしまいますので、 様々な方々を引き寄せる要因となりやすいのです。
それは、つまり、種々のトラブルを招くことになるわけですので、 色々な観点から見て、身の安全という視点は必要です。

b) 周囲の目

周囲の目は、極めて強い心理的な負担です。
周囲の目というのは、大きく3つの目によって構成されます。

1) 周りの目
2) お客様の目
3) 部下の目

1) 周りの目
この目は、純粋に周囲にいる人の目です。
たとえば、田舎であれば、なかなか高級車に乗れないということをよく聞きます。
それは、かなり目立ってしまうために、やっかみ、嫉妬を受けることがあるからです。
ある人たちからは「かっこいい」と尊敬のまなざしで見られるかもしれませんが、 ある人たちからは、妬まれたり、やっかみを受けたりすることもあるでしょう。

2) お客様の目
次の目は、お客様の目です。
たとえば、フェラーリに乗っていて、お客様と出会ったとき、 お客様はどう思うでしょうか?

「オレの金を使って、フェラーリなんかに乗りやがって」や 「相当高い金額をふっかけたんだな。だって、フェラーリに乗れるくらい儲けているんだぜ」という感じでしょうか。 つまりは、お客様の目から見て、いい気持ちにはなりづらいのです。

3) 部下の目
最後の目は、部下の目です。
もし、会社経営をしているのであれば、この目が大きな影響を持っています。

もし、社長がフェラーリで通勤したら、部下はどう思うでしょうか?
「オレの給料の何倍もの値段の車に乗りやがって、オレの給料を上げろよ」や 「オレたちから搾取した金で、そんな車に乗りやがって、ふざけんな」 「自分だけいい思いをしやがって」といった感じでしょうか。部下は、上司が思う以上に、上司のことを見ています。

部下の目から見て、いい気持ちになりづらい傾向にはあるでしょう。
以上のような背景から、フェラーリに乗る人が少ないのです。
それでは、これまでの議論をまとめて、少ないながらも フェラーリに乗っている人は、どのような人なのか、推察してみましょう。
フェラーリに乗っている人は一体、誰?
フェラーリに乗っている人は、大まかに分類すると、3つのカテゴリに分類できます。

1.別の場所で隠れて乗っている人
2.超気合の入った人
3.比較的乗りやすいタイプの人

1.別の場所で隠れて乗っている人
まず、別の場所で隠れて乗っている人がいます。
これは、通常は別の場所の駐車場にとめていて、使うときだけ、 そこに行き、乗るというパターンです。

この場合、セキュリティの整った都心部の地下駐車場や別荘のある場所、海外などが例として挙げられます。

2.超気合の入った人
次は、超気合の入った人です。
先ほどまで、つらつらと述べてきた乗りづらい要因のすべてを頑として突きはね、 単にフェラーリが好きで、乗りたいという気持ちだけで、 さまざまなハードルを越えてしまった、愛すべきこだわり人、それがこのパターンです。 フェラーリに対する愛は一番で、自分の愛車フェラーリについて語らせると、小一時間は話がつきないような人です。

3.比較的乗りやすいタイプの人
現実として、世の中には、フェラーリに乗りやすいタイプの人と乗りづらいタイプの人がいます。
そのなかでも、比較的乗りやすいタイプの人は、結構、乗っている人がいます。
比較的乗りやすいタイプとしては、大きく3タイプに分けることができます。

a) 殿様専門家
b) そういう商売・キャラの人
c) 一人ビジネスのオーナー

a) 殿様専門家
最初のタイプは、殿様専門家です。
業界で著名で、お客様のほうから、仕事をぜひにと依頼してくるような立場の専門家です。
つまり、立場として、自分のほうがお客様より上。もちろん、自分のほうが部下より上で、 往々にして、そのような場合、部下はボスを崇めていますから、 殿様専門家であれば、フェラーリに乗っていたって問題ないケースが多いです。 だって、自分が一番で、みんなより上なのですから。

b) そういう商売・キャラの人
世の中には、フェラーリが似合う商売をしている人がいます。
それは、この場では、公言できないのですが、あなたもなんとなく、 そういう商売があることは理解できると思います。
つまりは、そういう人であれば、やはり乗りやすいのです。
同じように、乗っていそうなキャラクターの人もいます。
これは、商売うんぬんというより、そういうキャラの人です。

「あの人は、フェラーリに乗っていそうだなー」 「そんな金遣い荒い感じでいそうだなー」と周囲全員から思われていそうな人です。 そういう人であれば、フェラーリに乗っていて自然。誰も妬みもしません。

c) 一人ビジネスのオーナー
最後は、一人ビジネスのオーナーです。
売上は小さいけれども、利益は大きいというような小規模のニッチビジネスをしている場合 、一人ビジネスで大変裕福なオーナーがいます。この場合、関与者が少数であることから、 比較的フェラーリに乗りやすいのです。

なぜなら、世間的に、自分のことを知っている人、 関与している人が少数なので、妬まれる人の絶対数が少ないからです。

ここまで、色々とフェラーリについて考えてみました。
これだけハードルの高いフェラーリ。
もし、街中でフェラーリを見つけたら、色々と想像してみるのも面白いかもしれません。
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